羽毛布団ってどうやって選んだらいいの?

羽毛布団ってどうやって選んだらいいの?

1.羽毛布団って?

掛け布団には羽毛や合繊、真綿など、様々な種類の布団があります

その中でも羽毛布団は保温性吸湿性通気性に優れとても暖かくて軽いのが特徴です。

中材にはアヒル(ダック)やガチョウ(グース)など水鳥の羽根を使用しております。

 

水鳥たちは寒い地域で育ち、その厳しい環境に耐えるために体にダウンボールを蓄えます。ダウンボールは空気を含み保温性や弾力性に優れています。

 

羽毛布団の特長

吸湿性放湿性に優れムレを感じにくい

とても軽量で柔らかいため身体にフィットし。寝てる間も布団がずり落ちにく、寝返りが打ちやすいから睡眠中もストレスを感じにくい

・ダウンが温かい空気を逃がさないため快眠

 

また羽毛布団といえばお手入れが大変と思われるかもしれませんが、実は月に1、2回風通しの良いところに陰干しするだけでOK

メンテナンスを適切に行っていただければ長くご使用いただけます。

 

2.羽毛布団の選び方

 一概に羽毛布団といえども羽毛の種類キルティング側生地の3つのポイントの組み合わせで寝心地や睡眠の質が大きく変わります。まずは3つのポイントのうちどれを重視するか優先順位をつけてみると選びやすくります。

 

3.羽毛の種類

羽毛の種類は大きく分けるとダック(アヒル)グース(ガチョウ)マザーグースからなります。基本的に鳥の身体の大きさとダウンボールの大きさは比例しています。

 

ダウンボールは大きければ大きいほどその分たっぷりと空気を含むので、「保温力」や「かさ高」に優れたよりふっくらとした弾力のある布団になります。

ダウンボールが小さいと布団のボリュームを出すために詰め物の量を増やす必要があり、その分布団が重くなり空気層が少なくなるからです。

羽毛布団が初めての方、リーズナブルなお布団が欲しい方はダック。

より暖かくて軽い、機能性を重視される方はグース。

さらに上質な眠りを追求する方はマザーグース

をお勧めいたします。

 

採取の際、ハンドピッキング(毛をむしり取ること)はしておりません。

自然に抜け落ちた羽毛を採取するハンドクラプトを採用しております。

 

3-1.ダウンパワーについて

ダウンパワー(dp)とは羽毛にどれだけ膨らむ力(かさ高)があるか【弾力】のことを指します。

数値が大きいほどダウンボールは空気を多く含み、あたたかく高品質な羽毛といえます。

※ダウンパワーの数値は羽毛1g当たりの体積(㎠/g)を計算したものです。

 

3-2.ゴールドラベルについて

日本羽毛製品協同組合で定められる品質基準(組成混合率・かさ高性・清浄度など)に合格した羽毛のみゴールドラベルが発行されます。

ゴールドラベルは品質により4つのグレード(ニューゴルドラベル、エクセルゴールドラベル、ロイヤルゴールドラベル、プレミアムゴールドラベル)に分かれています。

羽毛布団は開封して中身を確認することができません。
そこで消費者の方々に安心して良質な製品を選んでいただく際の目安としてゴールドラベルがあります。
つまり、ゴールドラベルとは良質な日本製の羽毛布団であることを表す「安心の証」なのです。

羽毛布団は決してお安い買い物では有りませんので、ご購入される際はゴールドラベルのついた商品を推奨します。


日本羽毛製品協同組合とは

日本国内における羽毛製品のメーカー100社以上が加盟する組合です。

各事業者に対して厳しい目で羽毛布団の品質基準の策定を行い、国内における羽毛製品の品質向上を図っています。

 

3-3.ニオイについて

臭いが気になる方はダウン量の数値が高いもの(90%~)をお選びいただくと解消されることあります。

また雑食のダックよりも草食のグースの方が一般的に臭いを感じることが少ないので、衛生面やニオイが気になる人はグースを。ダックでも清浄度が高いものをお選びください。

※清浄度(洗浄度)とは、羽毛がどれだけ綺麗に洗浄されているかを表すJIS規格で定められた数値のことです。

 

清浄度とは

羽毛を洗浄した際の水を透視度計という容器に入れ、底にある目印がどれくらいの深さまで見えるかで測定します。

ニオイの原因となる埃や塵が付着していないかを調べています。

清浄度の数値は大きいほど汚れが少なく、清潔でニオイが少ないとされています。

JIS規格では清浄度500mm以上を基準値としており、それをクリアした羽毛にのみゴールドラベルが発行されます。

当店の羽毛布団の羽毛は清浄度1000mm以上の物を使用しております。

基準値は500mm以上ですが、もしニオイなどを気になされる場合は1000mm以上の物をお勧めいたします。

 

4.キルティングの種類

羽毛布団のキルティングには平面キルト(たたきキルト)立体キルトツインキルト(二層式キルト)2枚合わせなどがあります。

キルティングも縫い目から熱を逃さないしっかりしたものを選ぶようにしましょう。

 

縫い目の部分には羽毛がない為空気の層ができにくく暖かい空気が逃げて行ってしまいます。ダウンケット・肌掛け布団など夏用羽毛布団はこのタイプが多めです。

 

最もオーソドックスで使い勝手のいいキルティングです。マスとマスとの間に空気の層が出来てふっくらする仕様になっており、フィット性も通気性もあり非常に優れています。

 

表側生地と裏側生地の間にもう一枚生地を入れて、表側と裏側のキルティングの位置をずらすことにより布団の厚さを一定に保つことで保温力がアップし、身体にもよりフィットします。しかし立体キルトに比べるとやや通気性が下がってしまいます。

寒い地方や寒がりな方はおすすめです。

 

合掛け布団と肌掛け布団(ダウンケット)の四角をボタンで留め、2枚重ねてお使いいただく布団です。夏は肌掛け、春や秋などは合掛け、冬は重ねてなど季節に合わせてオールシーズンご使用いただけます。

しかし生地の重さが2倍になってしまいますので軽さを重視する方はご購入前に確認くださいませ。

 

5.側生地の種類

 側生地とは中身の羽毛が外に出ないよう覆っている布地のことです。

羽毛布団用の側生地は細かい縫い目から羽毛が飛び出ないようダウンプルーフ加工が施されており、この加工により防ダニ効果等も期待されます。

 

側生地の種類は「綿」「シルク」などの天然素材や、「ポリエステル」や、「綿とポリエステルの混紡生地」などの化学繊維があります。

 

6.最後に

羽毛布団は決して安いお買い物ではございません。

お布団の柄だけでなく、羽毛の種類ボリュームキルティング側生地などの種類から、ご自身の生活、好みなどから照らし合わせてご検討くださいませ。

 

この記事を書いた人

アウトドアもインドアも楽しんでます。最近はカメラにはまってます。

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